2019年11月から2021年6月まで当校に通われて、見事DELF B2に合格されたKさんから体験談をいただきました。フランス語を入門から始めて、２年弱でB2まで到達されました。本当におめでとうございます。今後益々のご活躍をお祈りしています！Kさんの体験談が、これからフランス語を勉強される方や、DELFを受験される方の参考になれば幸いです。
以下、原文のまま掲載させていただきます。（主人の名前だけイニシャルに変更しました）
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＜RUEGG LANGUESとの出会い＞
２０１８年９月、夫の転勤への帯同でジュネーブに住む機会を得ました。滞在１年目は、「普段の生活では英語が通じるし、難しい交渉事は夫に任せよう」という感じでフランス語を学ぶ意欲はありませんでした。しかし子どもが通うcrècheで、フランス語を母国語としない親たちが流暢にフランス語で話しているのを目の当たりにし、子どもの現地生活への適応の為にも、このままではいけないと思い学習開始を決意しました。このモチベーションが、その後の学習継続の支えになったと考えています。しかしフランス語でフランス語をゼロから学ぶのは私にはとても困難で、良き学び舎を探すことに難儀していました。
＜小テストと宿題による基礎固め＞
そんな折、知り合いから、RUEGG LANGUESおよびHaruna先生を紹介頂き、２０１９年１１月からグループレッスンに参加しました。教科書「Passe-partout(パスパルトゥ)」を使用して基本的文法、簡単な会話等を学習しました。各Chapitreを終える度に行われる復習のための小テストと毎回の宿題をこなすことにより、基礎を身に付けることができました。このグループレッスンの他の学習者の方が、滞在許可証取得のため、DELFを受験されることを知り、自身のレベルアップに役立つかもと思い、２０２０年３月予定のA１に申し込みました。
＜confinementそしてスカイプ学習＞
DELF受験を控えた１週間前、COVID-19感染拡大による影響で試験が突然キャンセルになりました。RUEGG LANGUESではいち早く、授業のリモート化および次回授業に向けての準備の効率化が進められ、これにより、（confinementで外出できないこともあり）集中して学習する環境を整えることができました。DELF主催者から、５月予定の試験もキャンセルとの知らせを受けていたところ、Haruna先生から、６月開催の次回試験でのA２とのダブル受験を進めて頂き、新たな目標に向けて気持ちを切り替えることができました。グループレッスンに加え、DELF対策の個人レッスンを受け、Production écriteとProduction oraleの対策を行いました。
＜文法強化と徹底的な試験対策＞
２０２０年６月のダブル受験を経て、文法強化の必要性を痛感し、秋から文法対策の講座を開講して頂くことになりました（教科書「新・リュミエール」を使用）。これに加え、個人レッスンでDELFのB１対策を始めました。飽きっぽい私にとって、時々スカイプ授業に登場してくださる夫のS さんに、マンネリ化を打破して頂き、とても良い刺激を頂きました。そして２０２０年１１月にB１を受験、学習の習慣がようやく板につき始めました。
＜語学の極意は言い換え力か？＞
２０２０年末からは、会話と文法の発展を目指し、新たな教科書（communication progressive du français）を使ったクラスを開講して頂きました。ネイティブ独特の言い回しや文法事項をさらいつつ、一つの情報を如何に多様な方法で伝えるかということに留意しながら学習しました。２０２１年からはDELFのB２対策を平行して行いました。毎週月曜朝の０８４５から個人レッスンの時間を割り当てて頂いたことで、最も集中しやすい時間に学習ができたのが効果的だったと思います。６月のB２試験前に行って頂いた模試では厳しく弱点を指摘下さり、特に試験対策に有効でした。
＜フランス語学習を通じて得たこと＞
私のフランス語習得につれ、子どもが積極的に周りの子どもと交流するようになった気がします。一緒に絵本を読んでいて私が発音に詰まるとLarousseの辞書を棚から取り出し「これで調べて」と言うようになりました。
「学ぶ」ことは楽しいということを、今後も家族で共有しつつ、常に前進していきたいと思います。
RUEGG LANGUES 